地中熱・地下水熱・温泉排湯・空気などの“再生可能エネルギー熱”を熱源としたヒートポンプ製品で「持続可能な社会の実現」を目指します。
東葛クリニック病院を中心として、東京都の小岩から、 千葉県の松戸、柏、我孫子までの東葛エリアに通院の利便性に配慮した 8 つの透析施設を展開しており、常時1,000 人以上の透析患者さんの維持透析を実施する東葛クリニックグループ様。
2014 年 10 月に東葛クリニックみらい様に透析熱回収ヒートポンプシステムを導入頂き、リピーターとして東葛クリニック新松戸の移転・新築に伴いヒートポンプを導入頂きました。
従来、透析治療で消費される電力エネルギーの多くは、RO 装置や透析装置で使用される電気ヒーターによる加温によるものであり、加熱された液体は治療後捨てられます。透析排水や RO 濃縮水の熱を回収し、原水を加温することで電気ヒーターの稼働率を下げ、大幅な電力料金の削減が可能となりました。
■場所:千葉県松戸市 ■設備仕様:透析熱回収ヒートポンプシステム ZQD-100S ■熱源:透析排液
■補助金:平成30年度 地域の特性を活かしたエネルギーの地産地消促進事業補助金(再生可能エネルギー熱事業者支援事業)
東葛クリニック新松戸様では、ヒートポンプ停止時と稼働時の透析室全体の消費電力を 14 日間ずつ測定されました。
結果、ヒートポンプを停止時と稼働時の電力削減率は40.7% でした。