地中熱・地下水熱・温泉排湯・空気などの“再生可能エネルギー熱”を熱源としたヒートポンプ製品で「持続可能な社会の実現」を目指します。
2018/2/19
平成29年度省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
ゼネラルヒートポンプ工業株式会社は今年度愛知ブランド企業認定に続き、
平成29年度省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
製品・ビジネスモデル部門において当社製品
「透析熱回収ヒートポンプ Smart E System」が受賞対象となりました。
当社と株式会社ウォーターテクノカサイ、日機装株式会社の3社での共同受賞です。
平成30年2月16日に表彰式があり、写真はその様子です。
透析熱回収ヒートポンプ Smart E Systemとは
これまで透析治療後に廃棄していた加熱された透析液排水等の熱を有効活用して省エネを実現する透析熱回収ヒートポンプシステムです。
透析治療で消費される電力エネルギーの多くは、透析液を加熱する電気ヒーターや、RO装置(逆浸透膜純水装置)によるものであり、この透析排水(約33°C)やRO水製造時の凝縮水の熱(27°C)をヒートポンプで回収することによって電力料金を年間平均約74%削減できます。排水熱交換器、ヒートポンプ、原水タンクをコンパクトにユニット化しているため屋内外での設置が可能であり、また「間接熱交換方式」を用いることによって回収できる熱量が多くなると共に、排液と原水が混ざり合う危険がなく、衛生面でも優れています。
導入した全国10か所の病院の実データによる省エネ率は約78~90%を実現しています。
<関連リンク>
平成29年度省エネ大賞受賞者決定について
https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/index.html
日機装Press Information
https://www.nikkiso.co.jp/news/files/d4ee669714a614a3bda5153540dd9838.pdf
なお、当社は平成23年度にも省エネ大賞(資源エネルギー庁長官賞をアイシン・エィ・ダブリュ株式会社、中部電力株式会社と受賞しております。