地中熱・地下水熱・温泉排湯・空気などの“再生可能エネルギー熱”を熱源としたヒートポンプ製品で「持続可能な社会の実現」を目指します。

2025/5

2025年5月31日 NPO法人 地中熱&地下水資源活用NET

第13回通常総会にて 代表 柴 芳郎 が「極寒冷地モンゴル国ウランバートル市における地中熱・太陽熱ハイブリッドヒートポンプ暖房システム実証」について話題提供を行いました

2025年5月31日 NUGG第13回通常総会が開催されました。2025年度も地下水の持つ熱エネルギー・地中熱の利用普及、貴重な水資源である地下水の保全と活用をテーマに引き続き活動していくことを再確認いたしました。

NUGG法人理事を務めます 弊社代表 柴 芳郎 が話題提供を行いました。

 

■「極寒冷地モンゴル国ウランバートル市における地中熱・太陽熱ハイブリッドヒートポンプ暖房システム実証」

 本事業の背景には、モンゴル国ウランバートル市は、冬期の最低気温が-30℃に達する極寒冷地で、空調暖房は使えず暖房は石炭に依存しており、大気汚染及に伴う健康被害びCO2の排出という深刻な課題を抱えています。

そこで、再生可能エネルギー活用による大気汚染防止とCO2排出量削減を目的として、ゼネラルヒートポンプ工業(株)とウランバートル市が協同し、安定した地中熱ヒートポンプと太陽熱を活用する実証事業を行いました。

スタート早々、新型コロナウィルス感染症の拡大により事業が思うように進まない時期もありましたが、それを乗り越え、最終的に事業を完了することができました。

その結果、石炭ボイラーと比較して84%のCO2削減効果、89%のSO2削減効果が認められました。


NUGG(NPO法人地中熱&地下水資源活用NET)とは

2012年5月設立。岐阜市を中心に、地下水のもつ熱エネルギー・地中熱の利用普及、貴重な水資源である地下水の保全と活用を2つの目的に掲げて、企業、大学、自治体が連携して活動を行っている特定非営利活動法人(NPO法人)地中熱&地下水資源活用です。

英文名の頭文字をとってNUGGと略称します。(英文名) Network for Utilization of Geo-heat and Groundwater Resources  (NUGG)