地中熱・地下水熱・温泉排湯・空気などの“再生可能エネルギー熱”を熱源としたヒートポンプ製品で「持続可能な社会の実現」を目指します。
鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳の雪解け水が流れる清流鹿島川のほとりにあり、黒部ダムに通じるアルペンライン沿いにある温泉地。景水の七つの湯は、パイプ送湯の源泉を加水、昇温をしております。また、衛生のため循環ろ過、塩素系薬剤での殺菌を行っています。 ヒートポンプは水冷式で水温が年間ほぼ一定した北アルプスの豊富な伏流水を井戸から汲み上げ熱利用後地下へ還元します。 そして、安価な夜間電力で蓄熱給湯を行いランニングコストの低減を図ります。さらに、夏季は冷房運転と同時に給湯運転を行うことによりエネルギーを捨てずに有効利用できます。
地下水や冷房排熱を利用した高効率ヒートポンプシステムにより、省エネルギーによるCO₂排出量削減を行い環境負荷の低減に寄与しています。
■場所:長野県大町市
■ヒートポンプ:高効率排熱回収型ヒートポンプチラー
■井水槽:100㎡
■貯湯槽:32㎡
■排湯槽:6㎡
■揚水井戸:径80-100m 800ℓ/分
■還元井戸:径125-30m