納入事例

付知峡 倉屋温泉 おんぽいの湯様  

温泉排湯を熱源としたヒートポンプシステム 
冷暖房・給湯・床暖房システム(掛け流し方式)

約38℃の温泉を地下から毎分180Lのスピードで組み上げて浴槽に利用するほか、その排湯をヒートポンプの熱源として利用。煙突・ボイラーを一切使わずに「給湯」「冷暖房」「床暖房」「浴槽昇温」を行う全電力システムです。
冬季は排湯温度が約30〜40℃と高く、ヒートポンプの効率も高まって省エネ効果がアップします。また、夜間電力にて給湯・源泉・床暖房蓄熱を行うため、ランニングコストも低減。さらに夏季は冷房運転と同時に給湯運転を行なうことで、エネルギーを捨てずに有効活用しています。
こうした環境への配慮を通じてCO₂排出量を大幅に削減。さらには排湯をヒートポンプの熱源とすることで放流温度を下げ、河川の自然環境を守ります。また、衛生面に配慮して浴槽を毎日取り替え、掛け流し方式を採用。循環濾過機は使用していません。

露天岩風呂

檜風呂

施設概要

■場所:岐阜県中津川市付知町 ■高温型排湯熱源ヒートポンプ(ゼネラルヒートポンプ工業製)/120HP

フロー図