地中熱・地下水熱・温泉排湯・空気などの“再生可能エネルギー熱”を熱源としたヒートポンプ製品で「持続可能な社会の実現」を目指します。
オー・ド・エクラでは、外皮性能を強化したパッシブ設計を取り入れ、地中熱ヒートポンプを利用した空調・給湯設備を採用し、エネルギー負荷低減を図っています。制御付き LED 照明設備や BEMS 装置や高効率熱源を導入し、ZEB 化の実現を目指しています。
また、安全で災害に強いエネルギーとしてオール電化システムを採用しました。
湿度管理も計画的になされ、冬季間でも湿度を 45%~ 55%に保ち健康的な環境を維持しています。
■場所:宮城県仙台市 ■設備仕様:水冷式ヒートポンプチラー 127.5 馬力、地中熱交換器 64 本、貯湯槽
■熱源:地中熱 ■用途:空調、給湯、床暖房 ■補助金:平成 30 年度 ネット ・ ゼロ ・ エネルギー ・ ビル(ZEB)実証事業
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、快適な室内環境を保ちながら、建物の高効率化や高断熱化などによって負荷を低減し、再生可能エネルギーの導入によりエネルギー消費量を大幅に削減して、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。地中熱ヒートポンプを利用した空調・給湯設備等の効果により一次エネルギー削減率が52.0%となり、ZEB Readyに貢献しています。