地中熱・地下水熱・温泉排湯・空気などの“再生可能エネルギー熱”を熱源としたヒートポンプ製品で「持続可能な社会の実現」を目指します。
▮ 国内のヒートポンプ先駆者として、人と地球に優しい製品開発に努めます
1984年に冷房と給湯を同時に行う排熱回収型ヒートポンプの先駆者である弊社創業者(柴 芳富)がゼネラルヒートポンプ工業株式会社を創業して以来、当社は業務用に対応したオープンループ(地下水)の地中熱ヒートポンプや、空気を熱源とするヒートポンプを多数製作し、世に送りだして参りました。
2000年、NEDO国際共同研究事業に参画し、中国長春市に地中熱交換器を用いたクローズドループの地中熱ヒートポンプを初めて納めて以来、日本国内の多くの施設でクローズドループの地中熱ヒートポンプも導入頂いております。
現在では、当社は地中熱・温泉など再生可能エネルギー熱利用分野での業務用ヒートポンプで業界をリードしていると自負しております。近年は産業用分野にも力を入れており、「洗浄工程用ヒートポンプ」や「透析熱回収ヒートポンプ」では省エネルギー大賞を受賞いたしました。省エネルギーによるエネルギー自給率向上という日本の課題に加えて、地球温暖化防止という世界の課題を背景に、業務・産業分野において、多種多様な未利用熱源の有効活用が求められております。これからも、弊社の技術が貢献できるものと確信しております。
ヒートポンプシステムは、冷熱や温熱を作るための生活に欠かせない技術であるとともに、再生可能エネルギー熱や未利用熱は今後の地球環境保護のためにも大切な技術です。それらを組み合わせたヒートポンプシステムは将来の可能性に満ちています。これからもさらなる省エネルギーと利便性を追求し、環境価値の高い製品を提供していきます。
本年11月、おかげさまで弊社は創業40周年を迎えました。ヒートポンプのパイオニアとして、ヒートポンプの専業メーカーとして、引き続き「技術革新・環境価値・社会貢献」を経営理念に、人と地球に優しい製品開発に努めてまいります。